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花ごよみ

花ごよみ

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リバティ


~自分は ひとりだけ~

         誰だって
         この世に
    たった1人ずつしか居ないんだ

    それを 他の誰かと比べるのは 
     本当に 無意味な事だよね


同じ空間で生きていたって
人それぞれに
考え方や 感じ方は違うもの


どれが正しくて
どれが間違ってるかなんてわからない

みんな それぞれ
自分の信じるものに従って生きている

どんな人に共感するのかは
その人その人の 価値観によって変わってくる


だから もしも誰かが
自分を好きだと言ってくれるなら
それは まっすぐに受け止めよう

例え 自分が自分を好きでなくても
その人は
他の誰でもない
自分自身を選んでくれたのだから

自分に共感してくれて
自分を選んでくれた
それは 自分の意思とは 何の関係もない
その人自身の 意思によるもの

代わりを捜す事ができるくらいなら
初めから わざわざ 
自分を選んでくれたりしないよね

他の人じゃ駄目なんだ

1人しか居ない自分の代わりなんて
世界中 どこを捜したって 居ないんだ

自分を思う人の気持ちを
大切にしたいのなら
まず
その人が思ってくれているのは
他でもない 自分自身だと云う事を認めよう

青花らいん

~泣いても 笑っても~

閉店まで あと一週間。

今日は
今までに あの店で働いた人たちが
お互い知るも知らぬもごっちゃになって
『歴代卒業生(?)大同窓会』をしてきた。
総勢…25名くらいは集まったかな?

…とはいえ
オープン当初(平成元年だったかな)から
震災後1~2年目くらいまでのメンバーだから
『昔の面々』と言った方が正解。

いやー
何度も出たり入ったりしただけあって(@私)
99%知った顔(爆)

閉館時間の都合もあり
3時間弱しか 時間が取れなかったんだけど
やっぱり ちょっと短かったなぁ。


みんな 結婚してたり 子供がいたり
全然違う職に就いてたり
そう言う意味では 変ったけれど
中身はぜんぜん変ってないんだよね。

なぜか あの店で働く人たちって
みんな家族みたいに仲がいい。

5年、10年、音沙汰も無く
それぞれに それぞれの時間を過ごしていても
こうして集まれば
途端に その当時に立ち返る。

お互い知らない人もいるけれど
『あの人は この人の前にいた人
 この人は その人と入れ違いで来た人』
と 何かしら ずっと繋がりはあるもので。。


『行きたいけど 都合があって行けない』
といった人もいる。
どうにも連絡がつかなかった人もいる。
でも 彼らも 
『都合があえば必ず来てくれる』
と 当たり前に そう思える。


不思議な連帯感
不思議な一体感
不思議な信頼感

それらを育んだのは
我らが城 レストラン ル・ファール

その城で
いつ ひょっこり遊びに行っても
必ず笑顔で迎えてくれたのは
我らが父 田本料理長


この店で働いた人々が
この店に訪れた人々が
この店を愛する人々が
この店に流れた時間が

すべて
この店の かけがえのない財産


     みんな 有難う

       きっと また 逢えるよね

青花らいん

~ランドルト環は 考える~

自分は
欠けた部分を持つ輪だった

その部分を
これで埋めなさい とか 
これが足りないんだから捜しなさい とか

そんな事を言われるのは嫌だったけど
欠けた自分も 嫌だった

いろんな物をあてがってみても
やっぱり しっくりとは来なくて
ずっと 自分は 欠けた輪のままだった


   そんな私の端と端とを持って
  その先を きゅっと結んだのは 彼

   『ちゃんと 輪っかだよ^^』


人の考える大きさの輪になろうとするから
欠けたように見えるだけだったんだ

          自分の大きさにあわせて
           輪のサイズを変えれば
      欠けた部分なんて 出来ないんだ


      自分に必要だったのは

      欠けた部分では無くて

    欠けてる という考えをやめる事


ちょっと小さくても
ちょっといびつでも
自分が ちゃんと 輪っかなんだってわかったら

    自分が      好きになった


        私も まんまる
 
        彼も まんまる


欠けた輪っかに 他の輪っかをひっかけても
欠けた部分から 外れてしまうけど

ちゃんと 輪っか同士くっついたなら
自分の欠けた所から相手が外れるんじゃないかって
神経を尖らせている必要はなく
自然に まんまると一緒にいられる


  そんなしあわせが いま そばにある

  **************************

※ランドルト環=視力検査をするときの『C』マーク

1909年の国際眼科学会で決められた国際規格で、その名前は考案したフランスの眼科医ランドルト氏からとられています。

         ・・・へー(・・)←ぉぃ

青花らいん

~きょうで おわかれ~

2002. 3/31(日) 午後6時

ついに
我らが城 ル・ファールは
静かに 時間の流れを止めました

がらんとした
厨房に
倉庫に
色んな人の面影が 見えました

カーテンの向こうに
電気の消えた店内

『もう ここに帰れないんだな』
と思いながら下ろした 鍵の手応えが
ずしりと 胸に響きました


今まで ここで過ごした全ての人に

お疲れ様でした
そして  ありがとう

青花らいん

~いろいろ うれしい ひ~

りんごを ふたつにわって たべた

はなを おっきなはちに うえかえた

ゆうだちにあった

あまやどりした

あめあがり たかいところに 
        やさしいいろの そらをみた

どこからかとんできた 
     さくらのはなびらに あいさつした


めをこらして じっと まった

きっと みえるとおもって まった


ひがしのそらに

 じっとまってたひとにしか わからないほどの

      かすかな  でも  たしかな 

 

        にじを   みた

青花らいん

~2週間~

無職2週間目

なんかこう 時間の感覚がヘンだね。

『店が無くなってから』は
もうひと月も経ったみたいだとも思うし
『4月に入ってから』は 
まだ2週間しか経ってないのか!とも思うし。

一日ごとの長さも違うね。

何もしていないのに
あっという間に 夜になってたり
あちこちで時間くったから 
もう9時くらいなんだろうな、と思ったら
実は まだ7時だったり。


いつでもできる、と思ったら
却って 何もしなくなっちゃったりして
無駄に時間を過ごしてる気もしたり

そうかと思うと
別にやらなくてもええのんちゃうん?て事に
妙に集中して ちょっと満足だったり


いつも ひもで繋いでた犬を
突然だだっ広い野原に連れて行って
『さぁ、今日は自由に遊びな!』
って ひもを外した飼い主の様な気分。

『さぁ、どんなコトするんだろう?』
って 興味津々で観察する気分。


いつもは ひもで繋がれているのに
突然だだっ広い野原に連れて行かれて
『さぁ、今日は自由に遊びな!』
って ひもを外された飼い犬の様な気分。

『念願叶って自由になれたけど
 さぁ、一体何をしたらいいんだろう?』
って ちょっとオロオロする気分。


でもまぁ 自分としては
充実してても つまらなくても
どうしよう、と思っても
何やってんだか、と思っても
それなりに 楽しんではいるのよね。うん。

青花らいん

~また 自己嫌悪~

月に一度くらいだけど
自分がすごくイヤになる時がある。


やらなきゃいけない事はいっぱいあるのに
やる時間だって いっぱいあるのに
ぜんぜんやろうとしなくって

やりかけて止まっている事と
ほったらかしな事が山積みで
そんな自分がすごくイヤになる。

気ばかり焦って
どうしていいかわからなくなる。

          自分が 大嫌いになる。


     普段の自分はどこへやら


        そのまま

   ぶくぶくと沈んでいってしまう。


『めそめそさんだ。』

大きな手が
私をふわりと包み込む。

モニター越しでも わかっちゃうんだね。

あなたは すぐに電話をくれるけど 
自己嫌悪につかまってしまうと 喋れない私。
優しくされる程 自分がイヤになってくる。


『自分が 嫌い』と泣く私に
あなたは 何度も 同じ言葉をくり返す。
電話の耳から流れこみ
心の殻にしみこんで 私のまん中に届くまで。

 ちょっとずつ

     ちょっとずつ

         固くなった心を溶かす


               魔法のことば


       『だいすきだよ』

青花らいん


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